脂肪吸引後の経過

手術後の様子

その日は、家に帰り、いち早く自分のベッドに横になりたいと思いました。

さすがに帰ってから家事をする状況ではありませんでした。その日は、何もしないで休んでいました。

翌日には吐き気は治まりました。

痛みは数日間続きました。

身体の一部の脂肪を除去しているわけですから、術後に痛くないわけはありません。

例えるならば、筋肉痛の様な痛みが有りました。

術後の痛みは、痛み止めを飲みながらも徐々に和らいでいき、2-3日でだいぶ落ち着いていきました。

術後の3日間は圧迫のテープでしっかりと固定をされているせいか、圧迫感がありました。

動かしたり力を入れたりする際に「うっ」とくるイメージです。

固定は3日後に外せます。

圧迫をはずした時には、窮屈さから解放され、第一段階を乗り越えた感じがしました。

術後7日目に抜糸の為、再受診しました。

内出血と腫れがまだありましたが、

何となく括れが見え始めてきていました。

しっかり脂肪を取ってもらった!と感じ、喜びが込み上げました。

 

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2週間後までの経過

脂肪吸引後すぐに無理は良くないですが、決して動かしてはいけないことではないそうです。

日常生活は、普通に出来ます。

脂肪吸引後の腹部に出現した内出血ですが、その後は徐々に下の方へ移動していき、吸引していない太ももの辺りまで広がったのには驚きました。

通常に現れる現象なので心配がないとのこと。

内出血は重力に従って下がり紫色から黄色っぽい色に変わって消失していきました。

内出血の消失までは、2週間ほどでした。

脂肪吸引の腫れは、皮下のダメージによる炎症や、吸引時に注入した麻酔液によるものだそうです。

麻酔液の大半は吸引時に脂肪と共に吸引されるそうですが、水分の一部は体に吸収されるために浮腫みの原因になります。

腫れや浮腫みの症状が落ちついて痩身効果を実感できるまでは、平均して2週間以降から1ヵ月かかるとのことでした。

3日後に固定を除去してから、医療用のウエストニッパーを装着しました。

これを約1か月間は睡眠時を含めて、1日中装着と指導を受けました。

脂肪吸引後の圧迫には様々な意味があり、とても重要なポイントとなるそうです。

脂肪吸引後は脂肪組織が減った分、脂肪層に隙間ができた状態になります。ここで十分な圧迫を行うことで、空いた隙間を埋めて、皮膚を収縮させ接着させます。

また、圧迫止血の意味もあり、内出血を最小限に抑えることができます。

圧迫を怠ってしまうと、隙間に麻酔液やリンパ液が停滞して、浮腫みが長引き、皮膚が弛んだ状態で収縮できなくなります。

そういった事態を防ぐために引き続きの圧迫が重要です。

今回は、弛んだお腹のリフトアップも兼ねていましたので、術後のケアも指導されたとおりにしっかり頑張りました。

術後2週間過ぎた頃から内出血が消失していき、腫れもどんどん引いていく実感がありました。そして念願の括れがどんどん現れてきました。

 

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1ヵ月後

術後1週間程で痛みが、2週間後には内出血と腫れが引いていき、目指すぺたんこのお腹と念願の括れが、出現してきました。

それと同時になんだかお腹がカチコチに硬くなってきました。

1か月目の検診に行くと、正常の経過であり心配ないとのことで、硬くなった部分を、マッサージするように指導されました。

脂肪吸引後、傷修復の過程で、皮膚と皮下層を接着させるために線維細胞が造られ硬くデコボコした様に感じます。

そこをマッサージで解すことにより、なめらかな皮膚の状態を取り戻すことができるんだとか。

また、マッサージには、浮腫みを早く改善させる効果もあるそうです。

つまり、術後の圧迫とマッサージは、脂肪吸引の効果を最大限に引き出して一刻も早く美しいボディラインを手に入れる為にも重要なんだそうです。

この頃になると、友人から「最近痩せた?」と言われました。嬉しかったです。

仕上がりまであとちょっと!